女性ホルモンとお腹の張り

お腹の張り

おなか全体がパンパンに張る、歩いただけで張る、食事が食べられないくらい張るなど

便秘で無いのにおなかが張るという人がいます

お腹の張りは子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮がんなどのこともあるので病院で検査を受けましょう

婦人科で超音波やCT検査を行っても原因がない場合もあります

中には便秘や胃腸機能の低下により腸内が発酵して張ることもあります

また空気嚥下症といって緊張して気がつかないうちに空気をたくさん飲み込んでしまい

腸内にガスがたまってしまうこともあります

ほかにはお腹の中の循環作用が低下して腸壁や腸間膜がうっ血してむくみ腸全体が張ります

これは女性ホルモンの分泌と関係があり排卵から生理前までの

プロゲステロンの多い時期に起こりやすい症状です

体全体の血行が悪くなると腸にも影響がでてきます

空気嚥下症などで腸内にガスがたまりお腹が張る場合は腸内のガスを減らす薬があります

また女性ホルモンの周期や体調の変化でおなかの中の機能が低下して循環が悪くなり張っている場合は

お腹を温めて腸の善導運動を盛んにさせるのが大事です

また漢方薬も自分の体質にあったものを選んで飲むと効果があります

胃腸の働きを促進する漢方薬を処方してもらいましょう

腸の善導運動を促すために入浴後体が温かいうちにお腹をマッサージすると効果的です

ローズマリーやマジョラムのアロマオイルを使用すると効果があります

ハーブには健胃作用、駆風作用といった消化の働きをよくしてお腹のガスを出す作用のものもあります

セージ、ペパーミント、カモマイル、ジンジャー、フェンネル、レモンバーベナなど

しょうがや紫蘇などの薬味もハーブ類になります

乳酸菌

ヨーグルトは腸の状態を良くしてくれる食べ物です

腸内の状態が悪いとビタミン、ミネラルなどの栄養素が上手に吸収できません

食事のたびにスプーン1杯分食べるだけでも効果があります

ビフィズス菌が生きているものはさらに効果が期待できます

乳酸菌薬やサプリはお腹の張りや便秘や下痢にも効きます