女性ホルモンと便秘、下痢

腸の働きと女性ホルモンは密接に関係しています

排卵から生理までの期間プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えると

腸の善導運動が弱くなり腸管筋肉が弱くなり便秘しやすくなります

妊娠すると便秘をしやすくなるのは妊娠期間中はこのプロゲステロンが大量に分泌されるからです

その後生理が始まりプロスタグランジンが放出されると腸の運動も正常になります

この生理が始まりプロスタグランジンが増える時期に生理痛などを起こして

腸が刺激され急に働くようになると逆に下痢になりやすくなります

また40代などで更年期に似た症状が出るようになったり30代以下でも卵巣機能が低下していると

骨盤内の血液循環が悪くなり胃腸の機能が低下することも考えられます

便秘や下痢を繰り返す症状が長く持続する場合は病院で検査をしましょう

個人差はありますが1日に1回便通があるのが基本です

1週間に1回では体や肌にもよくありません

毎日快便になったり体の調子もよくお腹の張り、肩こり、頭痛、腰痛などは運動をすれば良くなります

お通じは自分にあう漢方薬がよく効きます

低容量ピルが効くこともあります

ピルで女性ホルモンを安定させるとそのほかの症状とともに便通も正常になります

γリノレン酸とビタミンC

生理前のプロゲステロン期は腸の働きが悪くなり便秘しがちになります

ホルモンバランスを整えるγリノレン酸を補給しましょう

またビタミンCも便を緩めます

毒素を取り除き便を緩める作用があるハーブティーもあります

マロウ、バラ、ペパーミント、カモマイル、フェンネル、しょうが

ローズヒップもビタミンCを多く含み便通にはお勧めです