女性ホルモンと肌の乾燥

今までと同じ化粧品を使用しているのに肌がかさついてお化粧のノリが悪い

冬でもないのに手足が乾燥してあれる

皮膚の細胞内水分量が低下すると乾燥は起こります

むくみは水分が細胞内になく細胞の間にたまっている状態なのでむくんでいると肌は乾燥します

また肌の表皮の奥真皮部にあって保湿にかかわる

コラーゲン、ヒアルロン酸が減ると保湿効果が低下して乾燥します

コラーゲンとヒアルロン酸は水分をたっぷりと抱え込んで肌の張りと弾力のもとになっています

これらを維持しているのが女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)です

卵巣機能が低下してエストロゲンの量が減少するとコラーゲンとヒアルロン酸も少なくなります

女性の体内の状態を良くする為にエストロゲンは肌の老化を防ぐ抗酸化成分の代表です

老化は年を重ねることでなくエストロゲン量が減ることです

普段と同じ化粧品を使用しているのに肌が乾燥するのは女性ホルモンが減少しているからです

ストレスは卵巣機能を低下させ肌の乾燥を進ませます

20代、30代で卵巣機能が低下していたら低容量ピルで回復させることができます

またエストロゲンだけを補充することも可能で更年期以降卵巣機能の働きが休止して

エストロゲンが分泌されなくなると肌が乾燥しますがエストロゲンを補充してしたり

ホルモン補充療法を行うと肌がしっとり潤って肌年齢の若さを保てます

むくみをともなう乾燥の場合は細胞内に水分が行くように水分を摂取して

体を温めて代謝を高める運動や食事を工夫しましょう

肌の乾燥だけでなく下痢、食欲不振、全身倦怠感などの全身の体力低下を伴うようなら

ビタミン、ミネラル電解質の点滴をすると肌の調子も体調もよくなります

紫外線対策は必須です

最近の紫外線は想像以上に強く表皮だけでなくうるおいを保つ真皮にもダメージを与えます

1年中温度調節してくれるエアコンも肌表面にある角質層から水分を奪います

すっぴんで外に出ると肌は一度に老化乾燥します

季節にかかわらず昼は保護力のある下地に紫外線A波、B波をケアできるサンスクリーンを塗りましょう

強すぎる洗顔料は汚れだけでなく角質層のうるおいまでとってしまい肌を乾燥させてしまいます

ダブルクレンジングでメイク落しと洗顔料は分けて使いましょう

洗顔料は残さないようにしっかりすすぎましょう

生体成分、アミノ酸からできたやさしい洗顔料もあります

保湿化粧品としてもコラーゲンは優れています

肌の奥深くまで浸透しにくいですが肌表面でうるおいを持続して

真皮を刺激して肌内部のコラーゲンの産生を促します

またコラーゲンは食べても体内に取り込めます

コラーゲンは真皮や骨、軟骨、血管を構成する成分です

お肉や魚にたくさん含まれています

脂肪分を取らずにコラーゲンだけを補給したければゼラチンがお勧めです

魚を煮た後のにこごりがゼラチンで肌にも骨にもとてもよいものです