突然頭部がのぼせたり心臓がどきどきしたり汗が出たり急に寒くなったりするのは更年期の症状です
のぼせや発汗は自律神経の失調が原因のことが多くエストロゲン卵胞ホルモンの低下とともに現れます
40代の人はプレ更年期30代以下の人は卵巣機能の低下によるものです
自律神経は女性ホルモンバランスに影響されやすく
卵巣機能の低下により自律神経失調症の症状が出ることがあります
30代以下では卵巣機能の低下だけで、のぼせまで出ることはありませんが
卵巣機能低下に強いストレスが加わり緊張状態が持続するとのぼせや発汗の症状が現れます
自律神経失調症では、のぼせ、発汗と冷えが交互におきるので
体調の急激な変化に驚き不安になる人も多くいます
また焦ったり緊張したりすればするほど症状がひどくなることもあります
のぼせや発汗は精神的なものも大きく影響する症状です
ピルやホルモン剤
酷いのぼせ、動悸、発汗があったらまず心臓の病気、糖尿病、甲状腺機能低下症などがないか
病院で検査を受けましょう
症状の程度により自律神経失調剤、低容量ピル、エストロゲン剤を処方します
のぼせ、発汗、動悸などの自律神経の症状は精神的な面が強く影響するために
軽い精神安定剤などを処方すると改善されるケースもあります
ストレスが強い、悩みがある、緊張しやすいなどの問題を抱えている人はカウンセリングが有効です
精神的に安定すると症状が軽くなることもあります
暑いとき暑いのは問題ありませんが関係ないときに、のぼせたり汗をかくのは
それ自体がストレスになり精神的にバランスがとりにくくなります
ホップ、カノコソウ、パッションフラワー、チェストツリーなどのハーブで心のバランスを保つこともできます
またホルモンバランスを整える月見草オイルやボラージオイルに含まれる
γリノレン酸やビタミンEの補給も大切です
ハーブ茶も気分を良くしてくれます
セージのお茶はのぼせや汗を調節する働きがあります